イベント・お祭り

山海の幸、人の幸、美食家垂涎の味に酔う。

偉人が見染めた名湯に、身も心もときはなつ。

温かなもてなし、旅情あふれる湯の里の宿。

旅の想い出に彩りを添える、郷土の逸品。

目にも、体にも、心にも、感動サプライズ。

歴史と風土が織り成す、感激のひととき。

思いは深く、この地を愛する情熱人たち。

後世に語り継ぐ、豊浦ゆかりの偉人列伝。

川棚温泉まつり

龍神さまの舞う夜

川棚温泉まつり

豊浦を代表するお祭り!!

「川棚温泉まつり 舞龍祭」は800年の歴史をもつ川棚温泉の起源となった青龍伝説にちなんだお祭りです。
普段はのんびりと穏やかな川棚の街も川棚温泉まつり当日は地元の方はもちろん大勢の観光客で街中が熱気につつまれます。
豊浦町を代表するお祭りが「川棚温泉まつり」なのです。

青龍伝説

今からおよそ1400年前、欽明天皇の時代、この北浦地方一帯に大きな地震が起こり、川棚の一大沼地に住んでいた沼地の主である青龍が地震のために亡くなりました。
里人たちは、青龍の死を哀れに思い青龍権現として神に祀り、青龍の霊を慰めるため、神前で太鼓を打ちならしました。すると、不思議なことに、青龍の住んでいた跡から温泉がこんこんとわき出たといわれ、これが川棚温泉の始まりと言われています。
しかし、その後月日がめぐり温泉が枯れてしまうと、青龍のことも人々の記憶から忘れられようとしていました。
応永年間(1394~1427)、再びこの地を日照りと疫病が襲い、川棚の三恵寺の住職であった「怡雲(いうん)和尚」は、厄災に苦しむ人々を助けたい一心で仏に祈り続けました。
ある晩、怡雲和尚の枕元に薬師如来が現れ、枕元で和尚にこの土地に住む青龍の伝説と人々の病気を治した不思議な温泉の物語を告げました。怡雲和尚は温泉を再び掘り返す決心をし、村人の協力を得て見事に温泉を掘り起こしました。その温泉の湯を浴びると人々の病気は次々に回復したといいます。
村人たちは温泉が二度と枯れることのないよう青龍をお祀したといわれ、現在の「川棚温泉まつり舞龍祭」へと引き継がれています。

伝統と新しさの融合

1660年より続く伝統的な神事「せぎ餅」(※今から約350年前より続く、大勢の若い衆が「さす」と呼ばれる長い杵で威勢よくつく餅つき)の奉納や温泉を残してくれた青龍のご恩返しとして、川棚温泉の若者や子供たちに受け継がれる「青龍太鼓」、弓引き神事など、昔から大切に守られてきた慣わしが色濃く残されています。
 

 

楽しいイベントも盛りだくさん!

その他にも川棚温泉の各所で楽しいイベントが開催されています。
マルシェスタイルのほしぞら縁日に、路上ライブ、山頭火が愛した川棚温泉に因んだ俳句を応募する「山頭火俳句コンテスト」、川棚の杜で開催されるライブコンサート、毛利侯が愛した川棚温泉のラジウム泉を気軽に楽しめる無料「足湯」やお得な「温泉入浴チケット」も販売されます。
また豪華賞品が当たる「招福くじ」や「警察・消防ふれあい広場」も毎年多くの人賑わう大人気イベントです。

 
山頭火俳句コンテストの入賞作品は山頭火も滞在した妙青寺に飾られます
 
パトカーや消防車に乗り込んで子どもたちもご満悦。


 

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