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豊浦の人

豊浦の人 Creator of Toyoura VOL-1
川棚ブランドの有機野菜づくりに挑む。

有機JAS認定ほ場「ロハス農園」:中野芳男さん/Yoshio Nakano

山口県内でも数少ない、第三者認証取得の有機野菜を実験的に販売する「湯町ストア」。店内に並ぶ採れたての有機野菜は、川棚でロハス農園を営む中野芳男さんが愛情込めて育てたものです。豊かな自然はもとより、豊饒な実りをもたらす大地に魅せられて、この地で安全・安心の野菜づくりに励む中野さん。有機野菜づくりにかける情熱と、川棚への思いを語ってもらいました。

◎川棚の土でつくる、安全・安心の食

私は以前、関東にある食品流通会社に勤めていました。食品畑一筋、当然、食品には人一倍関心がありました。食は生命のみなもとであり、豊かな自然が育んだ安全・安心の食は、健全な心身を養うための重要な要素です。そうした思いから、いつかは自分の手で有機野菜を栽培したいと考えていました。そして、5年前に一念奮起して、勤めていた会社を早期退職。関東から故郷の下関に戻り、3年前より川棚の知人の土地を借りて、有機野菜づくりに取り組みました。
有機野菜づくりをスタートさせた当初は、同業者から「難しいだろう」と反対されることもしばしば。正直に言って試行錯誤の日々が続きました。しかし、いまでは約2ヘクタールの畑で、キャベツやハクサイ、ブロッコリーなどの葉物野菜をはじめ、大根やニンジンなどの根菜など、通年で50種類以上の有機野菜を収穫するまでになりました。

川棚の土は、100年を超えていまも残る土蔵が物語るように建築には適しているかもしれませんが、大規農業には適しているとは言えません。これまで農業不適地とされていました。山から海になだからに続く川棚ならではの地形は、土壌の質も場所によって様々に変化します。同様の地形でも大きな川が流れていれば、川の周辺に出来る沖積層が有望な農地になる可能性もありますが、川棚には大きな川はありません。山~里山~少しの農地~そして海へと続く豊浦の地形はそれなりの知恵と工夫が必要でした。古くから小規模ながらこの地で農業を営む方々も、それぞれに工夫を凝らして農業に取り組んでこられました。そうしたなか、私が着目したのは、中山間地での少量多品生産でした。大産地形成に不向きな条件なら、それを逆手にとって少量でもバラエティーに富んだ有機野菜づくりに挑戦しようと考えたのです。

現在、食の安全性が大きくクローズアップされています。だからこそ、私は有機農法には意義があると信じています。私の育てた野菜をお買い上げいただいたお客様から「子どもの頃に食べた野菜の味がしました」、「子ども美味しいといって食べてくれた」などと言われると、何よりうれしく思います。有機農法は手間がかかりますが、そんな言葉をかけられると力づけられます。私はこれからも、川棚の大地にしっかりと根を張り、野菜づくりに励んでいきます。そして、川棚ブランドの有機野菜を通じて、私が深く愛着を抱く川棚が、多くの方々から注目されることを願っています。

リンク:山口新聞に掲載されている中野さんの連載記事「東流西流」はコチラ

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